大学について考えるブログ

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高等学校卒業程度認定試験について

 今度の土、日曜日(11月10、11日)、高等学校卒業程度認定試験高認)が実施されます。高認は年2回(8月、11月)実施され、今年の出願者は、合わせて
約2万4千人となっています。因みに、昨年の合格率は43.6%(出願者数24713、受験者数21744、合格者数9479)でした。http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/index.htm

 一般には、高認より大学入学資格検定(大検)の方に馴染みがある人が多いかもしれません。高認は、平成17年(2005年)に大検にかわって始まりました。

 

 大学(短大)の入学資格に関しては、学校教育法及び学校教育法施行規則に定められており、以下のウェブページにまとめて記載してあります。 

*大学入学資格について
 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111314.htm

 

  現在、高校は義務教育に準じた存在とも言えますが、いつ頃からこのような状況がうまれたのでしょうか。

 高校進学率は、昭和32年に51.4%だったのが、昭和49年には90.8%に上昇しています。つまり、第一次ベビーブーム世代が高校を通過した昭和40年頃を挟んで高校を取り巻く状況が一変したことが分かります。「高卒当然社会」が到来して久しいわけですが、その転機に目を向けると、今日の高校無償化の議論にも多くの示唆を与えてくれると思います。

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香川めい、児玉英靖、相澤真一『〈高卒当然社会〉の戦後史』(新曜社、2014年)