大学について考えるブログ

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大学行政管理学会について

 以前、大学職員を中心とする団体の一つとして大学マネジメント研究会を紹介しましたが、もう一つの大学職員を代表する団体として、大学行政管理学会を挙げることができます。

 

 大学行政管理学会は、「大学の行政管理について実践的、理論的に研究し、大学行政管理にたずさわる人材の育成をとおして、大学の発展に寄与することを目的(規約第3条)」として、平成9年(1997年)に設立されました。当初は、私立大学の管理職職員を中心に始まりましたが、現在では、門戸を広げ、国内最大級のSD団体と言える規模に発展しています。
 9月には、以下のとおり、総会及び研究集会が開催されます。

 

・大学行政管理学会〔第22回定期総会・研究集会〕
 9月1日(土)、2日(日)桜美林大学/町田キャンパス     http://juam.jp/wp/im/assembly/2018_22/

 

 なお、定期総会後、大学行政管理学会の初代会長 孫福弘(1940-2004)の功績を顕彰するため設けられた「孫福賞」の表彰式が行われます。

 

 以下の書籍は、大学行政管理学会の設立や発展に関わった大学職員9人による”履歴書”です。大学職員の個人の歴史(半生)を描いてありますが、大学運営や職員組織の歴史の側面を見ることもできると思います。

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大学行政管理学会 大学事務組織研究会編『大学事務職員の履歴書』(学校経理研究会、2018年)