2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
先日、大学紛争について書きましたが、同時代の高校紛争については語り継がれる機会が少ないように思います。 高度成長期の大学進学率の上昇の背景には、高校進学率の上昇を見逃すことはできません。中卒労働者が「金の卵」と言われた時期から、高校が義務教…
唐突にBYODと言われても、直ぐにその意味を理解できる大学関係者は案外少ないかもしれません。 BYODとは「Bring your own device」の頭文字で、その正式な定義があるわけではないと思いますが、一般に大学におけるBYODとは、学生の個人保有の端末(パソコン…
大学が社会との接点をもつ重要な方法の一つとして、出版という形態があります。今日、出版業界全体としては低迷期にあると言われていますが、その一方で、出版部をおく大学が増加しています。現在、筆者が確認できる範囲だけでも、国内に50ほどの大学出版…
昨日、大学紛争についてふれましたが、当時の大学や学生を知るために、文学(小説)から入るという手段もあると思います。政策や制度、統計資料等を通して理解できる大学とは趣が異なりますが、「感覚」として認識できる内容も重要なことではないでしょうか…
2018年最初の投稿ということで、温故知新、少し歴史の話を書きたいと思います。 ちょうど50前の1968年は、世界の大学にとって、転換点の一つになった年でした。世界で同時に大学紛争がピークを迎え、その後、急速に鎮静化していきました。大学紛争や大学を…