「文化審議会著作権分科会報告書」について
平成29年4月に出された「文化審議会著作権分科会報告書」のなかで、教育現場でさらにICTを活用した教育を推進するため、著作権法の改正等が提言されています。
*文化審議会著作権分科会報告書http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/pdf/h2904_shingi_hokokusho.pdf
以前の記事でも書きましたが、大学教育にとってICTはますます欠かせないものになっていくでしょう。
教室のなかでほとんど完結していた教育システムが電子空間に広がるようになると、授業等で使用する著作物の扱いにも注意が必要になります。
現状の法体制のなかで、大学教育に著作物を利用する際の原則的な扱いについては、例えば、大学学習資源コンソーシアムによる「大学学習資源における著作物の活用と著作権」が参考になると思います。
http://clr.jp/servicemenu/index.html